映-15 世界と幻想の棚

インターステラー

Interstellar

必ず、帰ってくる――父と娘が交わした約束が、宇宙の果てで試される

公開
2014年 アメリカ
上映時間
169分
監督
クリストファー・ノーラン
脚本家
ジョナサン・ノーラン、クリストファー・ノーラン
舞台時代
近未来
年齢区分
G
おすすめ
一人でじっくり、家族で、夫婦・カップルで
評価
★★★★☆

観る前に知っておくこと

  • 子どもには不向き

貸出カード

配信サービス 字幕吹替 最終確認
Amazon Prime Video ○ ○ 2026.09.25
U-NEXT ○ ○ 2026.09.25
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Amazon(レンタル) ○ ○ 2026.09.25
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蔵書印

第87回アカデミー賞(2015)視覚効果賞 受賞。作曲賞(ハンス・ジマー)・美術賞・録音賞・音響編集賞 ノミネート。
第68回英国アカデミー賞(BAFTA)特殊視覚効果賞 受賞。作曲賞・撮影賞・美術賞 ノミネート。
第72回ゴールデングローブ賞 作曲賞 ノミネート。

あらすじ

舞台は地球規模の環境汚染・食糧危機が進む近未来の地球。地球から脱出して人間が移り住むことができる星はないか探す極秘プロジェクトに参加することになる父親と、送り出した娘の物語。

ここが良かった

クリストファー・ノーラン監督作品の中でも、屈指のスケールを誇るSF大作『インターステラー』。劇中に散りばめられた「不思議な出来事」のすべてに美しい伏線回収が用意されており、鑑賞後の爽快感と深い余韻は圧巻です。

特に注目してほしいのが、主人公が宇宙にあるブラックホールの中へと足を踏み入れる圧巻のシーン。当時、劇場の大スクリーンで鑑賞した際には、まるで自分自身が宇宙の深淵へと吸い込まれていくかのような臨場感を味わい、今でも鮮明に記憶に残っています。

物語の核となるのは、素直になれないまま離れ離れになってしまった父と娘の絆です。互いに愛し合っているからこそ別れたくなかった——そんな切ない想いが胸に迫り、観ていて強く心を揺さぶられます。母親をすでに亡くし、さらに父親まで去ってしまう娘の寂しさを思うと、胸が痛むばかりです。

しかし、父親が宇宙へ旅立たざるを得なかった背景には、環境汚染と食糧難により滅びゆく地球の姿がありました。公開当時は「どこか遠い未来の話」として観ていましたが、近年の異常気象や環境問題を目にすると、作中で描かれた絶望的な未来が着実に近づいているのではないかと感じてしまいます。天才と名高いノーラン監督は、未来に起こる危機をあらかじめ予見していたのではないかと思わされるほどのリアルな再現度です。

このような荒廃した未来だけは絶対に訪れてほしくありませんが、観る者に宇宙への果てしない好奇心と探求心を芽生えさせてくれる、間違いなく時代を超えた傑作です。

ここが気になった

相対性理論による時間の遅れや、宇宙と地球での時間の経ち方の違いなど、少し難しい部分も多い作品です。しかし、この映画で語られている内容をすべて理解して鑑賞できている人は、実はそれほど多くないのではないかと思っています。

きっと本作は、そうした難しい部分よりも、もっとシンプルで大切なものが存在することを伝えたい作品なのではないでしょうか。

だからこそ、難しい部分は「分からなくてもいい」と割り切って観てみるのも、本作を楽しむうえで十分にありだと感じています。

こんな人におすすめ

クリストファーノーラン監督作品のファンには確実にオススメできる1作
宇宙に興味があったりSF作品を探している人にもおすすめの1作

キャスト

  • マシュー・マコノヒー クーパー 役
  • アン・ハサウェイ アメリア・ブランド 役
  • マッケンジー・フォイ マーフィー・クーパー(幼少期) 役
  • ジェシカ・チャステイン マーフィー・クーパー(成人期) 役
  • マイケル・ケイン ブランド教授 役

テーマ

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