汝、星のごとく
15年に及ぶ人生の選択と深い愛の物語
- 公開
- 2026年 日本
- 上映時間
- 135分
- 監督
- 藤井道人
- 脚本家
- 安達奈緒子
- 原作者
- 凪良ゆう 『汝、星のごとく』 (小説)
- 舞台時代
- 2000年代、2010年代、2020年代
- 主題歌
- 夕星−ゆうづつ− / RADWIMPS
- 年齢区分
- PG12
- おすすめ
- 一人でじっくり、デートに、友人と、夫婦・カップルで
- 評価
- ★★★★★
観る前に知っておくこと
- 自傷・自殺の描写あり
貸出カード
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蔵書印
第31回釜山国際映画祭「アジア映画の窓」部門 出品(インターナショナルプレミア上映)
あらすじ
ある島に住む高校生の男女2人はそれぞれ家庭に事情があり孤独を抱えていた。いつしか2人はお互いの支えとなり恋に落ちる...。そこから15年の2人の話。
ここが良かった
凪良ゆう原作の作品の映画化というだけで、とても期待しながら映画館へ足を運んだ。横浜流星と広瀬すずがカップルを演じるという事への安心感もあった。「流浪の月」で二人がどれほど絆を深めていたか知っていたからだ。
本作で2人が演じた役はすごく難しい役どころだった。誰が悪いか決めることも出来ない。だけど、17歳のまだ子供の2人にとっては周囲から向けられる好奇の目はとてつもないストレスだったはずだ。境遇は違えど親に恵まれなかった2人。心の隙間を埋め合う中で生まれる愛はすごく純粋でこのまま2人でこんな田舎から逃げてしまえばいいのにと思った。それでも親を捨てられず逃げることの出来ない暁海は健気だけど共感することは出来なかった。親はかわいそうかもしれないけれどその全てを子供が背負う必要もない。もう少しずる賢く生きれたら...そう思ったけれどそんな暁海だったとしたら櫂は好きにならなかったのかもしれない。
暁海の親を演じた木村佳乃はものすごい役作りだった。なにかに取り憑かれたかのような姿にどこかに消えてしまいそうな、壊れてしまいそうな危うさをしっかりとスクリーンの前の観客は感じられただろう。石田ゆり子の堂々とした自分の意見をしっかりともった人となりも1人の女性としては魅力的だった。そんな女性が持っている世界観に魅力を感じて近寄ってはいけないと思いながらも諦めきれない暁海。そういった状況はどこか皮肉めいていて他にもたくさんある選択肢の中で結局最後まで暁海が手放すことがなかった物は「自分の夢」であった。男に頼って生きることだけはしたくないという暁海の信念を櫂はどんなに孤独になっても理解して待ち続けていたのかもしれない。
櫂は陽気にみえるが人一倍暗い闇を幼少期から抱えて生きていた。だからこそ誰かに頼られた時にどんなに自分がしんどい状況でも一度も断ることはなかった。
涙する弱い姿も見せることはなかった。
2人がみつめる星がすごくすごく明るくみえた。
藤井監督の作品はもっと暴力的で漢!という作品が多い印象だったのでこういったラブストーリーも撮れるのだと新しい一面がみられた。
すごくすごく素敵で切なく涙が止まらない作品でした。
ここが気になった
すごく泣いた。けれど共感して泣いたわけではない。
同情でもない。切なくて、苦しくて泣いた。
だけど登場人物の誰にも共感したり学べると思えることはなかった。
すごくいい話だけど、どこか現実離れした設定に少し疲れた。
こんな人におすすめ
凪良ゆうの世界観が好き。
横浜流星、広瀬すずが好き。
恋愛映画がみたい。
泣きたい。
キャスト
ロケ地
テーマ
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