映-03 物語と人間の棚

母と暮せば

長崎の8月9日から3年。会えないはずの人と過ごす時間の物語。

公開
2015年 日本
上映時間
130分
監督
山田洋次
脚本家
山田洋次、平松恵美子
舞台時代
1940年代(第二次世界大戦期)
年齢区分
G
おすすめ
一人でじっくり、家族で、夫婦・カップルで
評価
★★★★☆

観る前に知っておくこと

  • トラウマ注意

母三部作 第2作

貸出カード

配信サービス 最終確認
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TSUTAYA DISCAS(宅配レンタル) 2026.09.24
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蔵書印

第39回日本アカデミー賞:優秀作品賞ほか11部門優秀賞、二宮和也が最優秀主演男優賞、黒木華が最優秀助演女優賞。第89回キネマ旬報ベスト・テン:二宮和也が主演男優賞、黒木華が助演女優賞。第70回毎日映画コンクール:加藤健一が男優助演賞。

あらすじ

原爆投下から3年後、死んだはずの息子浩二が母親の元にやってくる。2人の思い出話を中心に母親と息子の心温まる会話劇。

ここが良かった

山田洋次監督の作品には近年の作品を見慣れた私たちからすると古典的に感じるシーンも多く見られる。現在95歳の監督が84歳の時に本作を制作したという事実だけでも驚くべきことですし、作中からは監督にとって吉永小百合さんがいつまでも「マドンナ」であり続けていることが強く伝わってくる。吉永小百合さんはお母さん役を演じられるほど若々しく美しい女性であることは確かであり、二宮和也さんは息子役にぴったりで基本がワンシチュエーションであることも手伝ってまるで舞台を鑑賞しているかのような感覚に引き込まれた。
戦争があった時代に一人の人を思い続ける古き良き日本の女性の心や、亡き息子を思って結婚もしていないのに母のもとへ3年間も通い続けた黒木華さん演じる町子の一途さ、そして母を思う「上海のおじさん」という作品に不可欠なアクセントも含めて、とても魅力的な要素が詰まっている作品だった。
1人1人の出演者を大切に撮影していることがスクリーンを通してでも強く伝わってきてそういったところに80歳を超えてもまだメガホンを握り続ける監督の作品への熱量が感じられた。

ここが気になった

正直なところ、この役を演じた当時の吉永小百合さんの年齢(75歳くらい)を考えると、どんなに美しくてもお母さんというよりはおばあさんの年齢である。その年齢でこうした役に起用されること自体がなかなか珍しいと感じました。戦争があった時代背景を考えると、大学生の息子を持つ母親の実際の年齢は40代前半くらいだったはずなので、その点には少しギャップや違和感を覚えました。

こんな人におすすめ

山田洋次監督のファンにはもちろん、この作品当時日本アカデミー賞で最優秀主演男優賞、最優秀助演女優賞をとっている作品です。邦画でなにかみたいなという人にも見たことがなければぜひ一度見てみてほしい作品です。
重すぎないけど「戦争」を子供に伝えるという点でもとてもいい作品だと思います。
実際我が家は、長距離移動の車の中で家族で鑑賞しました。
旦那は山田洋次監督の他の作品も見てみたいと興味を持ってくれました。

キャスト

  • 吉永小百合 福原伸子 役
  • 二宮和也 福原浩二 役
  • 黒木華 佐多町子 役
  • 浅野忠信 黒田正圀 役
  • 加藤健一 上海のおじさん 役

ロケ地

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